成分辞典

有効成分

アウレオバシジウムプルランス培養液
アウレオバシジウムプルランス培養液は、水をきれいにするための天然の浄化剤を探している過程で発見され、主成分を分析したところβグルカン(β-1,3-1,6グルカン)と同じ物質であることが判明し、健康・医療分野に研究が進められたという経緯を持つ成分。
本培養液は増粘安定剤として食品添加物(既存添加物)として認可され、厚生労働省が既存添加物の調査をした際にも、すべての項目をクリアしている。
海藻エキス
褐藻類・緑藻類・紅藻類から抽出して得られるエキス。 粘液質多糖類・アミノ酸・ミネラル・アルギン酸などの成分が含まれている。海藻に含まれる保湿成分や植物エキスを配合した保湿効果も高い。伸びが良くてトロリとした使用感、心地よさが特徴です。お肌につやと潤いを与え、吸いつくようなしっとり感が持続。
海藻エキスは皮膚を活性化し、透明感とみずみずしいすべすべ感を引き出すことでシミ、シワを防止し、美白効果を引き出すことにより、ファンデーションのトーンアップ効果が期待できる。
加水分解コラーゲン
コラーゲンたんぱく加水分解物で、食品としてゼリーの原料に使用されている。コラーゲン分子の小さなものは角質層の内部に浸透し、保湿効果、柔軟効果で肌や毛髪の表面に保護膜を作っている。
魚の鱗や皮をアルカリ又は酵素、あるいは組み合わせ存在下で加水分解して得られるコラーゲンタンパク加水分解物。平均分子量は400〜2000程度であり、アラニン、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリンなどのアミノ酸が主成分である。皮膚に対しては保水性が高く、まだ肌荒れを防ぎ、しなやかさを維持する役割として、スキンケア化粧品に多用されている。
クレマティスエキス
クレマティスエキスには、糖類による保湿、タンニンによる引き締め効果があり、お肌の循環の改善、浮腫の軽減、結合組織の修復および引き締めが期待される。超音波美顔による小顔対策や二の腕のスリミングのためのジェルに配合される。血液の循環を良好にし、フラボノイドにより血管の炎症を軽減する。すなわち、血液による栄養分の運搬・老廃物除去を促進する。海藻エキスなどとの相乗効果がある.植物を使った癒しのシステム、フラワーレメディーのエキスに使われる。
スギナエキス
フラボノイド、ビタミンC、サポニン等を含む、スギナからとれるエキスである。保湿・消炎・収れん作用がある。 スギナは北海道から九州、北半球の温帯から寒帯にかけて広く分布する夏緑性の多年生シダ植物であり、スギナの胞子体がツクシである。スギナエキスには、収れん・保湿作用がある。
スギナはヨーロッパでも有用なハーブであり、濃縮エキスが飲用される。入浴剤や、乳液などに保湿成分として入れられる。民間薬として利用され、抗炎症作用・収れん作用・止血作用があるといわれる。
セイヨウキズタエキス
別名アイビーエキス。セイヨウキズタエキスは茎および葉から抽出したものである。成分としてはサポニン・フラボノイド・有機酸などを含む。 洗浄作用、抗炎症作用、痩身作用があり、化粧品に広く使用される。特にニキビ、油性肌用の洗顔クリーム、シャンプーなどに配合されている。
トコフェロール
狭い意味ではビタミンEと同義にされるが、一般的にはトコフェロールには、α(アルフェ)、γ(ガンマ)や、モノメチル体、ジメチル体、トリメチル体などトコール誘導体を総称する名称である。 ビタミンEは抗酸化作用、血行促進などの作用がある。
化粧品に配合すると、皮膚の角質を促進し、また過酸化脂質による皮膚の老化促進に抑制的に作用するので、皮膚の保護や老化防止に効果がある。
プラセンタエキス
赤ちゃんと母親をつなぐ「胎盤」から抽出したもの。ある方法で抽出すると、アミノ酸やミネラルなどが豊富に含まれていて、美白効果、メラニンの生成作用も認められており、製品中には保湿剤として配合されている。厚生労働省が牛由来のものを禁止したため、現在は豚由来や植物性プラセンタエキス様物質に切り替わっている。

安定剤

1・2-ヘキサンジオール
保湿剤として使用される成分ですが、極めて優れた抗菌性をもつことから、防腐・抗菌の目的でも使用されている。
カルボマー
カルボマーとは、カルボキシビニルポリマーの略称であり、水に粘性を与える特性を利用して粘度調整や使用感をコントロールする化粧品ベース成分である。
カルボマーは高分子なので、皮膚からは直接吸収されにくく、また変質や腐敗しにくい素材である。水分を含んでジェル上になるため、増粘剤や分散剤として使われる。カルボマーにこってりした使用感を出すために、グリセリンなどの保湿剤を、またさっぱりした保湿をするには、アルコールを加えて調整する。カルボマーは合成物質であるが、天然ジェル成分のキサンタンガムとブレンドすることもある。洗い流すタイプのパックやリンクルケアなどの製品にも使われる。カルボマーNaはカルボマーにナトリウムイオンがついたもの。
グリセリン
アルコールの一種で、体内の酵素により砂糖と同じように分解されていく。グリセリンはヤシ油やパーム油などの油脂のけん化分解で得られ、今日では医薬品や食品、化粧品には欠かせない素材となっている。グリセリンは透明のとろりとした液体で、肌を軟らかくし、しっとりとした潤いを与える効果があり、保湿剤として、また皮膚に対する柔軟剤としても使用されている。また医薬品としては目薬や薬品の溶剤軟膏基材として使用される。
ステアリン酸グリセリル
大豆油などの植物性油脂とグリセリンをエステル化し合成される非イオン性の界面活性剤である。略称:SE。 ステアリン酸グリセリルは、食品にも利用される安全性の高い親油性界面活性剤であり、水分と油分を乳化し、品質を安定に保つために用いられる。腐敗や酸化もされにくい。皮膚に柔軟性とうるおいを与える成分である。栄養クリーム、スタイリングワックス、リンス、モイスチャーローション、パック剤、メイクベース、ボディーマッサージ用クリーム、石けんなど幅広く入れられる。指定成分ではないことから、無添加化粧品やエイジングケア系に配合されることが多い。原料は天然由来だが、合成界面活性剤であると明記している化粧品もある。
BG
アセトアルデヒドを合成して得られる多価アルコール類。アルコールなので、抗菌性があり、防腐剤と併用されたり、粘性のある性質から、化粧品においては保湿剤や校了の保留剤として広く使用されている。
肌への刺激がなく、また肌をしっとりさせる保水性があるため、同様の働きを持つグリセリンよりもべたつきが少ないため、さっぱりした使用感が得られる。
ペンチレングリコール
有機物に含まれる炭化水素と蟻酸(ぎさん)からなる多価アルコールで、保湿性と抗菌性に優れている。※蟻酸(ぎさん):蟻、蜂の毒腺中や松、モミなどの葉に存在している成分。無色透明の液体で、僅かに特有のニオイがある。
べたつき感のない優れた保湿能を持ち合わせながら、優れた抗菌性もある。 幅広い抗菌スペクトルを有し、パラベンとの相乗効果があるので、防腐剤の低減に有効。抗菌力のあるエキス(ローズマリーエキスやユーカリエキスなど)との併用でも防腐力が高まる、極めて安全性の高い成分。
水溶性、油溶性があり、ローションやクリーム、シャンプー、パックに使える。
ミリスチン酸ポリグリセル-10
天然の脂肪酸により得られる非イオン界面活性剤である。
メチルパラベン
化粧品の代表的な防腐剤の一つであり、化粧品を微生物から守り、最後まで安全に使用できるようにするために用いる。 メチルパラベンは皮膚への刺激性が少ないという観点から、自然は化粧品といえども品質保証のためには防腐は必要であるため、入れられる場合が多い。表示指定成分であるため、配合されていれば医薬部外品以外なら必ず表示されている。パラベンと呼ばれる一連の防腐剤は、幅広い微生物に対する精勤作用にすぐれ、2種以上の混合使用により相乗的な効果があるとされている。抗菌活性は、ベンジル>ブチル>プロピル>エチル>メチルの順であり、メチルパラベンが最も弱く刺激も弱いので近年多く用いられる。

添加剤

グリチルリチン酸2K
グリチルリチン酸ジカリウムとも呼ばれ、シベリア南部、中国西部や東ヨーロッパなどに自生する多年草植物「カンゾウ(甘草)」の主要成分で、グリチルリチン酸のカリウム塩。主要活性成分であるグリチルリチンには抗炎症、高アレルギー作用があることから皮膚用医薬品や頭髪育毛剤など幅広く利用されており、グリチルリチン由来のグリチルリチン酸ジカリウムにも同様な作用があると言われている。
抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対し著しい効果があり、ニキビや肌荒れなどのヘアなどに効果がある。また、苑効果は副腎皮質ホルモンより緩和で、即効性は期待できないが連続使用しても副作用がほとんどないと言われ、医薬品をはじめ化粧品、日用品など幅広く使用されている。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
天然の脂肪酸とアミノ酸(グルタミン酸とリジン)から作られた、毛髪・皮膚への高い浸透性と残存性を持つ、素早く入って再流出しにくい補修成分。疎水基と親水基を分子内に持つため、これまでの補修成分にはない、素早く高い浸透力で神を内側から補修する。
先行販売している業務用エンリッチリペアGLとKTは、前処理剤として使用しても、パーマ液のような水ベースの製品の浸透はもちろん、ヘアダイや縮毛矯正のようなクリームベースの製品の浸透もスムーズです。今回、この修復・補修の成分を配合したシャンプーとトリートメントをエンリッチリペアシリーズとして発売。毛髪への水分の補給と含有エキスの毛髪表面への吸着性も高く、ダメージを内側と外側から補修するダメージヘアにベストマッチな商品となっている。
水酸化K
カリウムの水酸化物のこと。水酸化カリウムのことで塩化カリウムの電解やカセイ化法などから得られる。石けんを作る際、脂肪酸の中和に使われる。希薄溶剤は皮膚表面を軟化させる作用がある。
スクワラン
スクワランは、深海鮫の肝臓から取れる肝油の主成分=スクワランに、科学的に水素を加えて安定させたもの(酸化しにくい状態にしたもの)。化粧品などの原料として使用されているのは、このスクワランである。 スクワレンもスクワランも、アメリカの化粧品工業協会によって、その安全性が保証されている。似たような名前で紛らわしいが、原料となるのはどちらも深海鮫の肝油である。深海鮫の中でも、主にツノザメ科(Squalidae)に属する鮫の肝油から多くとれるため、スクワレン(Squalene)と命名されたらしい。現在、主にスクワランの原料となっているのは、ツノザメ科に属するアイザメという種類の深海鮫の肝油だという。